028/Buying Trip 2019 May/Vol.1 序章~旅の準備~
ゴールデンウィークが近づくと、「買い付け」が頭をよぎります。正直、今の世の中、現地に行かなくても、インターネットで買い付けは可能なんです。18年もこの仕事をしている店は尚更、現地とのコネクションと信頼があるので・・・でも、やはり、「行く意味」というのも多々あります。今回の目的は、新しいディーラーの発掘と個人ディーラーと会うこと、そして、輸送会社(コンテナ会社)との顏見せ・・・輸送会社は沢山あり、これまでにも何社か使い分けてきたのですが、今回、諸事情があり、10年前まで使っていた輸送会社にお世話になることになり、ちょっと会っておいた方が良いなと思ったので・・・会うのと会わないのでは、「家具の取り扱い」や「交渉」も全く違ったものに・・・そんなこんなで、2年振りの買い付け決定。旅の準備を。
現地のディラーや輸送会社とも確認を取って、まずは日程を決めることから始まります。今回、とある方達と現地で会うことになっていたので、まずはその「外せない」日時を中心に、必ず土日を入れて・・・10日程の旅程に。ある程度の日程が決まったら、航空券探し。今回もまずは「スカイスキャナー」や「エクスペディア」から探し始めます。出発を5月13日前後で帰国を10日後あたりに・・・SASのダイレクトは高い・・・20万円程していました・・・ま、端からSASは使うつもりはなかったのですが、もし安かったらと思っていましたが、やはり高い・・・それどころか、ヨーロッパ経由は全て高かった・・・ルフトハンザなんて、出ても来ない・・・トルコエアーも完売・・・あとは中東か・・・タイ!決してタイでストップオーバーして、マッサージを受けて、タイ料理を食べたいわけでは・・・ということで、エアーはタイエアーに決定!思惑通りで・・・休んでないので、これくらいは神様もお許しになるはず・・・と訳の分からない言い訳とともにタイエアーのオフィシャルホームページからチケットを購入。8万円台・・・いつもは、帰りにタイに少しだけ寄って英気を養うのですが、今回、日程的に行きに寄ることに・・・初めての「行きストップオーバー」です。
羽田発バンコク行/TG683
羽田発なので朝早くても大丈夫!
バンコク発コペンハーゲン行/TG950
東京-コペンハーゲンよりフライト時間が長い・・・
コペンハーゲン発バンコク行/TG951
バンコク発成田行/TG676
トランジットが1時間半しかない・・・大丈夫か・・・
帰り成田は久し振り・・・きつい
エアーが取れたら、次は「宿」。タイはいつものようにいつもの場所で1泊2000円ほど。デンマークは、いつもなら「民泊」なのですが、無い・・・何回検索しても条件の良い物が出てこない。普通ならコペンハーゲン近郊で¥4,000くらいからあるのですが、今回は¥8,000前後・・・だったらホテルでもと思い検索すると、やっぱり高い。¥15,000前後・・・と思ったら、空港と中央駅の間に1軒ビジネスホテルがありました!1泊¥8,000です。住宅地ではない、開発中のエリアですが、国鉄と地下鉄が乗り入れていて便利そう。駅にはモールもあるし。ここに決定です。
エアーも宿も決まったら、細かな日程調整。今回は事前に調べていたディーラーにコンタクトを取るも、ことごとく返信が無い・・・デンマークあるあるなんですが、デンマークの方々、特に50代以降のディーラーは英語をしゃべりはするものの、読み書きがあんまり・・・なので、返信が無いことが多いです。ま、何とかなるだろう。行き当たりばったりで・・・が、後々振り回されることに・・・買い付けの準備は、他にもお金や書類の準備などなど、事前に調べることも沢山です。これをやっておけば後々が楽になるのですが、いつも何かしらやらかします・・・今回も・・・
出発までの1ヶ月は、とにかくバタバタ。特に私一人で営業しているので、お客様にご迷惑が掛からないように、準備するのが大変です。とにかく体調管理はしっかりと!3日前までは用意もせずに・・・今回は、小物も買うつもりだったので、スーツケースで行って、手持ちで持ち帰ろうかと思ったのですが、一度「バックパック」の楽さを知ってしまうと、なかなか抜けられません。10日間の日程ですが、5日分の着替えとi-Pad、Wi-Fiだけなので、意外に45Lのバックパックでも余裕ができます。現地での移動時に書類とi-Padを持ち歩くのに小さめのメッセンジャーを持って行くことに。両手は空きます。45Lのバックパックを快適に使うためのアイテムが登山用品にあり!私の旅行必需品をご紹介いたします!ってほどの物ではないのですが・・・
スタッフバック
色んなサイズがあり、防水&ある程度の圧縮可能
数種類用意して洋服を用途に合わせて小分けすると便利
こちらは完全に圧縮可能な防水パック
汚れものはこれに入れて、空気を抜けば場所もとりません!
アウトドアに使われるスタッフバックは、用途に合わせて様々な形状、素材、大きさがあります。ちょっと高いですが、一度買えば、長持ちするし、何より便利!私は下着用、トップス用、ズボンその他用に15L程度のバックを3つ、完全圧縮タイプ15Lを洗濯物用として1つ、歯ブラシやシャンプーなど洗面用具用防水小物入れを1つ、電気機器用に防水型小物入れを1つを持って行きます。これがバックパックに綺麗に収まるんです。しかも、そのまま出し入れ出来て、余計な物を開ける必要が無いので、移動が多いときは非常に便利です。用意もあっと言う間にできるし・・・
そしてもう一つ「買い付け」での必須アイテムが「Wi-Fi」です。東南アジアに旅するときは、無くても良いかな(そんなにネットに依存していないので)程度で、一応、シムフリーのポケットWi-Fiを持って行って、現地でシムを買って使っています。が、今回は仕事で、送金や電話など使うことが多いので、Wi-Fiを借りることに。ヨーロッパでシムを買って私のWi-Fiに入れられるのか、設定はどうなのかと色々思案するよりは、Wi-Fiを借りていく方が楽なのではとの若者の提案で、借りていくことに。しかもこの若者、安く借りられる方法を知っていて、通常よりもかなりお得な価格で借りることができました!その方法は・・・忘れました・・・確か、価格ドットコムで調べたような・・・とにかく、格安でWi-Fiを借りたはいいのですが、以前、一度だけ、Wi-Fiを予約して、空港で受け取るはずが忘れてイミグレーションを通った後に思い出し・・・当然、取りに戻ることはできずキャンセルに・・・当然、キャンセル料が発生しました。忘れないようにご注意を!
全ての準備が整ったら、あとは出発!次回は羽田から経由地のバンコクまでのお話しです。ご意見・ご感想・ご質問などございましたら、お気軽にお問合せ下さい!