014/買い付けの話し番外編・・・その13ストップオーバー
バンコクから一番近い歓楽地・リゾート地「パタヤ」・・・世界中から「羽目を外す」為に観光客が集まる場所・・・お酒が飲めないが乗り物には酔いやすい、ついでに閉所恐怖症の私が、この初めて訪れる歓楽地で何をして過ごしたのか・・・基本的には、どの場所に行っても、「目的」(例えば、山登りや世界遺産など)が無い場合、その土地の文化と食、人を楽しんでします。日本では人見知りの私ですが、海外では、何故か平気・・・街に出て、目についた物を食べ、店員さんと話し、ゆったりとした時間を過ごす・・・一人旅は、壁を作れば「無」にもなれるし、扉を開ければ、「無限」に広がる楽しみがあります!歩くのが好きな私は、ひたすら歩き回るのですが、今回、少し遠出(隣町まで)も考えていたので、バイクをレンタルすることに。
これが今回の「足」100ccのバイク・・・中型免許が必要です・・・
タイの観光地にはレンタル自転車・バイク屋さんが沢山あります。しかも、安い・・・24時間でTHB200(700円ほど)!ただし、原付免許や自動車免許では「無免許」になりますので、自動二輪の免許を持っている方で、国際免許を取得しないと捕まります・・・私は普通免許のみで借りてしまい(特に免許を確認しないので、貸してくれます)後々、おまわりさんのお世話になることに(苦笑)パタヤやチェンマイなどメジャーな観光地の繁華街周辺は警察の取り締まりがきついです。ほとんど、その場で「お金」で解決できますが・・・パタヤでは、海岸線のビーチロード(警察署があります)や、セントラルロードの2ndストリート交差点(交番あり)、昼間のWalking Streetで取り締まりしてます!お気をつけて・・・
タイの道路は日本ほど整備されてないので、道路に穴が開いていたり、砂利や落下物が多いので、運転にはご注意を。あと、信号や一時停止、一方通行など、地元のタイ人は無視していますが、外国人はきちんと守りましょう。警察、見てます・・・
レンタルバイクなら、こんな景色を楽しめます
さ、バイクを借りたら隣りの「県」ラヨーンにある「果物農園 スパトラーランド」まで。距離は80kmほど・・・途中、自動車専用道路をひたすら走り、あとは田舎道をとことこと・・・こんな時スマホは便利です・・・とにかく、日差しが強いので、日焼け対策を!きつめの日焼け止めを塗ったのに、火傷のように真っ赤になりました。
入場料はTHB400(外国人価格=タイ人はもう少し安いです)
到着して入場料を払ったら、トラムに乗って、まずは農園巡り。季節によって「旬」があるようですが、どうも12月~3月くらいが種類が豊富らしい・・・です。農園の中に「食べ放題」エリアがあり、おなじみのパパイヤやバナナから、果物の王様「ドリアン」、見たことないような果物まで・・・トラムは巡回していますので、無制限で食べられます。
私が行った6月は、マンゴスチンが旬だったようです
王様「ドリアン」・・・初めてだったのですが、全然臭くなかったです
心なしか体がぽかぽかと・・・気のせいかな
ニワトリの脚のような果物も・・・
ジャガイモのような果物も・・・
お姉さん、お兄さんがカットしてくれます
ドリアンのところは常に人だかり
残念ながらお目当てのマンゴーは無かったものの、これでもかというくらいフルーツ頂きました。さすがにここまで一人で来ているのは私だけで、同じトラムに乗った方はタイ人と中国人。皆、一人の私に声を掛けてくれたり、写真を撮ってくれたり、親切にしてくれました。帰りのトラムは途中、農園と蜂蜜工場を経由して、レストラン(屋台が数点とお土産が売っているスペース)に。ここでは有名な青パパイヤサラダ「ソムタム」が食べ放題!以前は青臭いのと辛いので苦手だったのですが・・・
一人一人の好みで作ってくれます
辛いのが苦手な人は「マイ・ペッ」(辛くしないで)と
少し辛くは「ニット・ノイ」(ほんの少し)で大丈夫かと
ピーナッツバターを入れてました!
これも食べ放題です!
今回の旅の目的の一つ「フルーツを食す」をクリア。マンゴーが食べられなかったのが残念なので、これはまた次回リベンジということで、後にすることに・・・フルーツとソムタムをたっぷり食べて、まだ暗くなるには早い時間だったので、もう少し遠出することに。パタヤとは反対方向に「漁村」があることを調べていたので、元漁師としては、タイの漁船を見ておかないと、ということで、「ラヨーン」という街へ。
ラヨーンの市街地を抜けると橋が・・・小さな細長い島に上陸
橋を渡ると「魚市場」と漁港がありました
タイらしい派手なカラーリングの巻き網船や底引き船が
しばらく船と海を見て、暗くなる前にパタヤに戻ることに・・・途中、ビーチと素敵なカフェを発見したので、少し休憩。
風が強く、かなり波が高かったです
潮風を浴びながら一人で飲むコーヒー・・・一人旅って「自由」な感じが良いです
パタヤに戻ったら、もうお腹がすいてきたので(果物しか食べてなかったし)夕飯はホテル隣にある有名なシーフードレストラン「レンキー」で食べることに。こういうレストランで食べるのが一人だとちょっと残念・・・色々と注文してみたのですが、一人なので・・・
エビのチャーハン「カオパットクン」
タイでチャーハンを頼むと何故かライムが・・・これがよく合うんです!
エビの炭火焼き
日本で食べるよりかなり安いです・・・が、他の食べ物と比べるとかなり高い・・・
デンマークでの買い付けの後に寄ったタイの旅話も次回、最終話になります。デンマークの話しより、圧倒的にタイの話しが濃くなりましたが・・・最終話は、今回の旅で仲良くなったマッサージ屋さんの話しと帰国時に寄ったバンコクの話しです。